---No.309(2005年11月18日)
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本年度住宅用太陽光発電補助受付状況(井口)
2万円/kW補助の受付状況は本年度事業費26億円の予算枠に達し、10月25日応募を打ち切った。当会は補正で年度一杯受付を希望。
三菱製太陽電池パネルの変色問題 (太陽光発電普及協会 井口正俊)
三菱電機(株)社長殿
経産省・エネ庁・NEF 殿
三菱電機製太陽電池モジュールの表面は、設置して何ヶ月も経たないのに、ミミズが這ったような気色悪い網目状に変色する現象が起こる。
宮崎の代理店の場合、施行16軒450枚全てにこの不具合がある。機種はMR130C:MR134C:MBMシリーズだ。システム数・モジュール数・製造期間・不具合原因・対策処置を公表してください。また、他の機種にも同様の現象の発生の有無を明らかにしてください。
特に昨年9月以来当事者が、原因を明らかにするよう求めたのに、出力に問題ないとの回答のみで1年余と聞くが、外観変化の過程で反応物質が出来、何らかのガスが出て、長期信頼性に問題があり得る疑念は払拭できない。
長期に亘り出力保証するか?外観も極めて重要だ。三菱は出力に問題なければ、不快な外観も無視し市場に出す考えか?
また、至急対策を採ると言う一方、2006年にならないと出来ないとも言っていると聞くが、これは原因未だ不明を意味するのではないか?何れにしてもこの際原因につき納得の行く説明を求める。
なお、他にも出ている同様クレームにも、口止めしている模様だが、消費者無視・コンプライアンス(法令順守)なき不当な対応だ。
本件は当然原因をマスコミを通じて公表し・リコール(無償で修理・交換)し、損害補償すべものと思う。エネ庁・NEFの見解も問う。
三菱製太陽電池パネルの変色問題の経緯。(谷)
「美しい地球を子供達に」「お客様に喜ばれるために」をモットーとして2004年会社を設立し、以来精力的に太陽光発電システムの販売に努力してこられた宮崎の有馬氏から、当協会へ表記に関する資料が送られてきた。 上記の三菱電機社長宛の文書は資料を精査した結果に基づいたものであり、経緯の概略は以下の通りである。
有馬氏は最高の商品を最高の心でお客様に提供しようと思い、採用メーカを検討した結果、無鉛ハンダモジュール使用・業界一のパワーコンデショナーと言うことで三菱電機との代理店契約を結んだ。
仕事は昨年9月まで順調に推移したが、2004年9月5日台風の被害調査のため設置先の屋根に登り点検をした際、写真に示すようなパネル表面の異常を発見した。
気になった氏は設置先の点検を行ったところ、設置1年も経過してない顧客は勿論、工事終了間もない顧客など、次々に同様の異常を発見した。
原因の解明と対策について三菱側の対応は極めて悪く、遂に越年するに至り、次の回答を寄せた。
異常現象の原因は工場出荷後何らかの応力が掛かった疑い。
変色部をX線分析した結果、極微量の銀が検出された。電極の銀が製造工程中のモジュールに存在した微量の物質(例えば水分やその他のガス)と反応し、反応生成物として化合物になり、網目状の模様(変色)に見えるようになった。しかし、ある程度変色が進行し反応物質が無くなった後は、進行が止まると考えられる。
従って電極への影響はなく、太陽電池モジュール特性に影響するレベルではないと判断出来る。
高温高湿度信頼性確認試験:1000時間の結果JIS基準に合格。
温度サイクル試験:200サイクル試験結果、特性劣化はなく、異常模様の拡大無し。
キセノンランプによる連続照射試験1,000時間:劣化など異常なし。
屋外暴露試験約2ヶ月:劣化など異常なし。
以上の結果を踏まえて網目模様が出ることを前提としても「発電特性と太陽電池モジュールの寿命には影響はない」と断定。
三菱電機はカタログに『太陽電池モジュール表面の色調が、製造及び設置後の経年変化により、個々の製品と異なることがありますが、発電性能には影響なく、製品異常ではありません』と表記するという。さらに、販売に当たって顧客に『表面にスジ状の模様が発生する事がありますが、発電性能には影響はありません』と説明するよう求めており、あくまでも製品不良では無いことを強調している。
仮に三菱電機の言うことが本当だとしても、塗料が変色するかも知れませんが、機能に影響はありませんと言って車や家電製品が売れるだろうか?顧客に対してこの様なマイナスイメージを述べねばならない営業担当者の苦衷は計り知れない。
SUNRISE1号(谷発電所)2005年10月の実績
SUNRISE1号発電所の
10月の実績