---No.310(2005年12月1日)
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本年度住宅用太陽光発電補助受付状況(井口)
2万円/kW補助の受付状況は本年度事業費26億円の予算枠に達し、10月25日応募を打ち切った。当会は補正で年度一杯受付を希望。
あなたの太陽光発電システムは正しく発電していますか? (太陽光発電システムの正しい運転方法)(浅川)
昨今、住宅の屋根等に太陽電池を取り付けた一般住宅を見かけることが多くなりました。10月の12・13日に伊豆半島に出かける用事があり、道々住宅の屋根等を観察しながら帰宅し、太陽光発電システムが取り付けてある住宅数を数え上げてみたならば250戸の屋根に太陽光発電が取り付けてありました。
私たちが、当初取り付けた頃は、日本全体で約700戸でした。それが一般国道を走行しながら250戸を見ることができるまでに普及してまいりました。 ここまで普及してくると、いろいろの問題が表面化してまいります。 代表例を挙げてみますと次のようになります。
太陽光発電システムの販売価格はどれくらい。
販売店はどこにあるの。訪問販売は信用できるの。
太陽光発電システムの耐用年数は大丈夫。
元はとれるの。
故障した多場合の保証は大丈夫。
以上の上位の問題については、インターネットや展示場で知ることができますが、設置後自宅に取り付けた太陽光発電システムが正しく発電しているかを確認したことが皆さんはありますか?
実際に自宅に太陽光発電システムを取り付けているが、調べるのは発電量だけをモニターで確認しているだけの人がほとんどで、実際に太陽光発電システムが正しく発電しているのを皆さん確認したことがありますか? 今、或るNPO団体が「PV健康診断」を実施しております。 PV健康診断はNPO団体の会員以外も利用できますので試してみるのも良いと思われます。
私たち、「太陽光発電普及協会」は太陽光発電を普及させるのには何が必要で、何を行えば太陽光発電を普及できるのかを機会あるごとに、10年以上の長期にわたり国政や関係各省庁や関係各機関及び太陽光発電システム製造販売メーカー等との協議を重ね今日の太陽光発電の普及してゆく姿を目にしております。
当初の太陽光発電システムを取り付ける方々は、太陽光発電に関して少なからず学習し、システムの自作や取り付けを考えて導入したために、取り付け方による影響により正しい発電が行われないシステムは存在しなかったが、昨今の利益確保だけに走るような企業が出現するに至り、太陽光発電システムもその洗礼を受け、利益確保優先な考え方で取り付けられ、システムの組み立てが適正な考え方から外れてしまい、本来持っている性能を抑制する取り付け方を強いられ、正しい発電システムでの正しい発電が行われず、発電能力を活かしきれないものや、インバータの能力を活かすことができず逆に負荷を掛け発電量が減少しているシステムを見ることが多くなってきております。
あなたの太陽光発電システムが正しく運転されているか確認してみましょう。
太陽光発電に必要な量の太陽電池が取り付けてありますか。
太陽電池を同一角度や同方位で設置していますか。
正午付近で南を向き太陽を見ながら両手を広げた範囲以内に障害物がありますか。
複数面に太陽電池を取り付けている場合は、各面の太陽電池の枚数は同じですか。
太陽電池ユニットのセル枚数は同じに設定してありますか。
『これらの条件を満たしていない場合は、太陽電池で発電した電力は正しくインバータやパワーコンディショナーに送り出されず実際の発電能力を発揮しておりませんので正しい発電は行われずシステムロスが発生しております』
昇圧ユニットを使用していませんか。
『昇圧ユニットやシステムを取り付けている場合は、ユニット内での熱消費や太陽電池の枚数による電圧変動により最低1割程度のシステムロスが発生致しますので、見た目よりは太陽光発電に必要な適切な枚数を設置してください』
以上のような場合、一般的な電気知識のあるシステムエンジニアや電気工事士ならばこのくらいの知識は持ち合わせているので、設置時に検討するようにアドバイスを怠らないので、正しい太陽光発電システムが取り付けられ、正しい運転状態で発電され出力低下は起こりませんが、訪問販売員や下請けの取り付け業者には適切なアドバイスはなされず放置されているために不規則なシステムが販売され、太陽光発電システムの機能低下が発生しているようです。 間もなく太陽光発電システムの機能評価や機能低下に関しての発表をNPOが行うはずです。もし、発表をしない場合はNPOが業者と組、業者の営利確保に協力する見返りに何らかの報酬を得ていることになると考えられる。 信頼される団体になるには、この部分の襟を正し、会員や賛同者の不利益につながる行動は行わない方が良いと思います。
私たち『太陽光発電普及協会』は、今までと変わらずに広い視野を持ち続け太陽光発電の普及に必要な行動を維持していきたいと各人が考えています。
地球環境のために各個人が何かをすることが求められている今、少しの裕福感があればあとは心の幸せを考え行動したいと思います。今さえ良ければ、自分さえ良ければは通用しない時代が到来しているのです。
人がやるから始める時代ではなく、新しいことを考え学び行動することを求められる時代に突入したのです。私たちの行動が地球環境を変え地球温暖化を加速させています。庭にある椿が11月に入り咲き始めましたが考えてみれば紅葉も11月なのにまだ続いている。確実に地球温暖化が進行しているのです。
南極大陸におけるボーリング調査から氷の中に閉じ込められているCO 2を調査したところ、現在の大気中CO 2濃度が南極大陸で何万年もかかって出来た氷の中に閉じ込められた気泡中の空気と比較すると一番濃度が高いことが判明しています。大気中のCO 2 濃度の上昇は国際間でのCO2排出権取引で抑制できるとしていた安易な先進国優位的な商業ルール学説が崩れた瞬間です。
確実なCO2排出権取引が国内で必要になってきていますので、住宅用太陽光発電システムの正しい運転により正しい高効率の発電を実施し、CO2を発生しない発電が急速に求められ環境に優しい生活を確立しないと地球環境は急速に変化をすることになります。自宅に太陽光発電システムを設置している皆様、これから太陽光発電システムの設置を考えている皆様、正しい設置を行い正しい太陽光発電が出来る方法を考えて導入してください。
太陽光発電システム製造販売メーカーや販売店は、正しい形で設置できるように社員教育を実施し、取り付けた太陽光発電システムが最適環境で運転できるようなシステム販売をする必要があるのです。 「PV健康診断」が適切に実施されることを希望致します。
三菱電機太陽電池パネルの不具合状況についてシャムロックお客様説明会内容。(谷)
既報の三菱電機製太陽電池変色問題に関し、困惑されたシャムロック(株)有馬昭博社長のお客様への対応は次の通りである。顧客の生の声を製造メーカーは真摯に受け取って貰いたい。
議題・・・三菱電機太陽電池パネル変色の不具合に対しての現状と今後の対応について
日時・・・17年11月13日(日)AM9時40分〜
場所・・・宮崎市学園木花台自治公民館大会議室
参加者
お客様・・・・・A様、B奥様、C様,D様,E様,F様ご夫妻,G奥様,H様,I様ご夫妻,J奥様 計12名
シャムロック(株)有馬昭博
有馬 本日はお忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。又今回は前日に配布させて頂きました資料でもお分かりのように三菱電機の太陽電池に変色の不具合が発生して皆様にご迷惑とご不安をおかけするようなことになり本当に申し訳なく思っております。
シャムロックとしては昨年9月に問題が発生してこの一年2ヶ月くらい三菱電機とあらゆる交渉をしてまいりましたが3月3日の回答書と3月8日の市場対策・お客様対応の文書内容以上のものは全く出そうとせず、この文書見解で三菱電機は全てを終結しようとしています。
三菱電機社内での検証結果だけで第3者機関での検証結果も出さずこれを絶対の検証結果としてこれ以上のものは一切出さない状況です。更に昨年10月25日皆様の中から4件のお客様の設置していた太陽電池モジュールを4枚交換して持ち帰り検証試験に使用しているにも拘らずNEF(新エネルギー財団)に処分承認申請書も提出しておりません。
太陽電池供給メーカーとしては常識的なことですがこれも1年以上もこの報告義務を放置したままです。下手するとお客様へこの義務違反としての処分(補助金の返還)が来る可能性さへあります。この申請書にはお客様の自署捺印(実印)が必要になります。更に処分理由、処分の時期、処分の条件を明記して提出しなければなりません。
もちろんこの義務違反は皆さんに責任があるわけではありませんのでご心配なさる必要はありません。全て三菱電機の不手際によることですので三菱電機が責任もって処理すると思います。更に11月7日に三菱電機住環境システムズ松本宮崎支店長より皆様への案内文書の一部訂正と10日に同支店長よりNEFへの処分承認申請書のお客様からの作成と回収を依頼されましたがお断りいたしました。
それで私どももこのような流れから会社としても今後に対して非情に大きな不安を抱えたままやっていくことが出来ませんのでユーザーであるお客様のご意見をお聞かせいただき今後の方向性と対策を決めたいと思いまして本日の会合を持ちました。
またメーカーである三菱電機にも本日の説明会には参加を要請して参加するとの返事をもらっており、工場の人間も参加させていいかとの事でしたので、どうぞお願いしますと返事しましたが今日は欠席のようです。 それでは皆様の忌憚の無いご意見をお願いいたします。初めてのこういった集まりですので自己紹介をお願いします。
お客様 実際に三菱電機が言っているように発電量等に影響は無いのか?
有馬 第3者機関で検証した結果が無いので比較のしようも無く、また三菱側の出してきた検証結果はグラフのみですので中身の検証データも要求したのですが出しません。ですから本当に今回の網目模様が発電特性に十年間の保証期間内だけでなく20年30年の長期に亘って信頼性が維持できるのかは分かりません。グラフだけでしたら子供でも作れます。
お客様 このような現象が1カ月〜3ヶ月くらいで発生するということは実証試験をどの程度のものをやっているんだろう、普通こんな長期に亘って使用する太陽電池は少なくとも1年単位以上の長期実証試験をやって市場に出すのが通例ではないのか。こんな短期間に発生するということはそう言った実証試験をしていないということだと思う。
有馬 その通りだと思います。9月に設置したお客様が10月25日の点検の時はもう発生していたのですからしっかりとした実証試験が行われて市場に出されているのか非情に疑問です。
お客様 発電量の点検をしっかりやらなくてはいけない。
有馬 そうです。発電量だけはごまかしようがありませんし、お客様の生活スタイルで変わるものでもありませんからそして設備の大きさによってどのくらい発電するといったデータも今は豊富にあります。自分の発電所のデータをしっかりとって行けばそう言ったデータとの比較を行えばすぐにどう言った状況か分かります。又、シャムロックがお客様にご採用いただくときにご提案書に記載している予測発電量は三菱の設計ソフトで計算されたシミュレーションの結果を予測発電量として掲載していますので比較して頂ければすぐに分かります。(発電量の計測の仕方を改めて説明する)
お客様 メーカーの言っている経年変化とはどの位の期間を言うのか?非情に不明瞭である。
有馬 保障期間の10年かそれ以内か又は20年か全くこの表現では不明瞭です。
お客様 保証書は設置して初めて手にするもので、それまではこういった内容は分からない。
有馬 17年6月以前の印刷配布のパンフレット等には一切こう言った表記もありませんでしたし、私も自分で発見するまでは全く知りませんでしたし、三菱電機もこちらから指摘するまで知らなかったといっています。製品に対する出荷前の検証も不十分、出荷してからの検証が全くないということです。そして設置業者への点検の指導もしていないし、また殆どの業者が設置しっぱなしだということです。そして17年6月印刷配布されたパンフレットにこの内容を非情に意味不明な内容で記載しています。ですからこれ以降の設置に関してはこの件についての保証はしないということです。
お客様 最終的には全部交換してもらう。
お客様 でも交換しても今の段階では又発生するのでしょう。
お客様 リコールはどうしたら出来るのか?三菱自動車みたいにリコール隠し等も気になる。外観も十分商品価値に入る。
お客様 第3者機関で実証試験するにはどうしたら、その方法は、三菱に要求しては
有馬 リコール、第3者機関についても調べます。一応今、対策品を一生懸命開発しているとの事です。
お客様 三菱電機は検証結果についてどういった出し方をしたのか具体的に出すべきだ。製品として問題があるから対策品を出すのだろう。
有馬 今までの三菱側の対応で疑問だらけなので太陽光発電普及協会の井口様より三菱電機・エネルギー庁・NEFに対して追求文書を出して回答を待っています。一部三菱電機の中津川製作所の責任者よりの文書回答をお配りしていますが井口会長の言っている通り全く内容の無い不誠実で質問に答えておりません。あくまでも三菱電機内部での納得文書であって、対外的なお客様への誠意ある回答にはなっておりません。
お客様 マスコミにこちらから積極的に対応しては
有馬 実は今日のことも新聞6社にFAXにて流してあります。もっと積極的に働きかける必要があると思います
お客様 全国の太陽光発電を扱っている業者にも積極的に配信したらいいのでは、今日の会議には三菱電機は来るべきだった非常に不誠実さを感じる。
お客様 それでは対策モジュールができた段階で交換してもらいたい。今のシャムロックのお客様はいつ設置されたのか。
有馬 16件全員が17年3月末までに設置が完了しています。交換を要求するにしてもしっかりと実証試験等が行われて裏づけがしっかりなされた時点で交換しなければ意味の無い交換になります。
お客様 保証期間も当然交換が終わった時点からの10年保証でなければ意味がない。
お客様 確実に交換を約束させるようにしなければならない。
お客様 覚書を交わすようにしたら良い。
有馬 覚書に関して現在は三菱電機が言うように発電量は極端に落ちているお客様は存在しないが怪しい状況にあるお客様もいらっしゃるので対策モジュールが裏ずけデータとともに信頼できる状況になった時点で交換を約束する内容の文書にして、お客様・三菱電機双方が署名捺印して交わせるような形を作ろうと思います。
更に確認事項として三菱電機が検証用として昨年10月25日交換して持ち帰ったモジュールの処分承認申請書に付いては確実に約束が果たされた時点で署名捺印されるようにお願いします。おそらく三菱の担当者がお伺いすると思います。4件のお客様には申し訳ありませんがよろしく対応お願いします。これは仮に今のモジュールが完全交換されたときもこのNEFに対して処分承認申請書は提出しないといけません。
更に太陽光発電普及協会の井口会長がしっかりと配布した内容で再度明確な回答を請求していますので新たな状況が発生したら又ご連絡します。
井口会長はユーザーの立場で一生懸命動かれる方ですので安心してお任せできると思います。そして又こういった形でお集まりいただくかもしれません。これ以外にありませんか。
お客様 IHクッキングヒーターも考えられないトラブルが発生している。これに対する対応も納得いかないものがある。特に吹き零れた時に故障の原因になるのは想定できるはずなのにおかしい。(2件)
お客様 エコキュートのC−19問題の時も対応に問題を感じた。
有馬 最後に皆様にお願いですが三菱電機がこういった状況ですので新たに別の太陽光発電のメーカーを取り扱うことをお許しいただきたいのですがよろしいでしょうか。
お客様 もちろん構わないです。頑張ってください。
有馬 ありがとうございます。どこになるか分かりませんがよろしくお願いいたします。本当に今日は大切なお時間をいただきましてありがとうございました。